2021年のお金の変化とワンポイントアドバイス!

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Vol.2682021年1月26日発行

2021年のお金の変化とワンポイントアドバイス!

こんにちは。
FPオフィス willの前野彩&備順子税理士事務所の備です。

さて、毎月第2・第4火曜日にお届けしておりますこの「マネーレシピ」。
第2火曜日は、税理士&FPの備順子から、
第4火曜日は、FPの前野彩からお送りいたします。


新型コロナウィルスが世界を混乱の渦に巻き入れ、
もうすぐ1年。

生活スタイルや働きかたなどが変化していますが、
お金に関する制度も毎年変化しています。

そこで、今回は2021年のお金にまつわる変化とワンポイントアドバイスをお伝えします。

関係するものがあれば、
今のうちに行動しておくことが、賢い家計管理のコツですよ。


┏━━━┓  1.収入減少・支出増加につながるもの
メニュー┗┓  2.収入増加・支出減少につながるもの
     ┗┓  3.選択肢が増えるもの
          4.セミナー告知
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■□ FP前野彩のマネーのミニレシピ
□   ~収入減少・支出増加につながるもの ~
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<1月>
●全国的には火災保険料・地震保険料の値上がり
 ただし、和歌山県の地震保険料は18.1%値下がり、
 大阪府は6.3%、京都府・兵庫県・奈良県は5.1%といずれも値下げです。
?災害頻度や予測の精度があがることによって保険料の変化や
 一括契約期間の短期化などが検討されています。
 毎年更新をしている人は、
 次の更新時は、最長10年契約も視野にいれて検討しましょう。

<4月>
●老齢基礎年金の満額は780,900円に。0.1%のマイナス
 年金額は、基準となる金額に
 物価や現役世代の賃金の変動率などを掛けて改定されます。
 2020年の消費者物価指数の総合指数は、0%で変動がありませんでした。
 でも、名目手取り賃金変動率、つまり、働く人の収入はマイナス0.1%だったので、
 シニアが受け取る年金も0.1%少なくなることが決まりました。
?年金は変動しますが、0.1&に動揺することなく、
 iDeCoやつみたてNISA、固定費の見直しなど、
 今自分ができることをひとつひとつ積み重ねて、安心を育てましょう。

●65歳以上の介護保険料アップ
 公的介護保険の保険料は、3年度に1度見直されます。
 高齢者の増加に伴い、介護保険を利用する人が増えていることから
 引き上げが決まっています(保険料は未定)。
 参考までに、介護保険料の全国平均は月5,869円です。
?保険料負担が増えるときに重要なことは、
 制度の中身を知ることです。
 賢く活用できるように、元気なうちから調べておきましょう。

<8月>
●高所得者の「高額介護サービス費」の自己負担増
 介護保険を利用する際の自己負担は、
 本人の所得により利用したサービスの1割、2割、3割に分かれています。
 その際、1カ月の自己負担の上限額があり、
 超えた分は『高額介護サービス費』として後日、払い戻されます。
 自己負担の上限額は、一般的な年金生活者では月4万4,000円ですが、
 現役並み所得者ということで、
 年収770万円を超える世帯は9万3000円以上となります。
?負担を軽くするためには、原則申請が必要です。
 市区町村の独自サービスなども合わせて調べておきましょう。

<10月>
●たばこ税増税
 たばこ1本につき3円、1箱で20円の値上げです。
 2018年から3回に分けて値上げ決定されている分の最終回となります。
?たばこは...前野的には禁煙していただき、
 健康に気を付けていただければと思います...
(愛煙家の方、すみません‥・)
 保険会社によっては、禁煙すると保険料が安くなるところもありますよ。

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■□ FP前野彩のマネーのミニレシピ
□   ~収入増加・支出減少につながるもの ~
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<3月?9月?>
●マイナポイント最大5000円
 マイナンバーカードを作り、キャッシュレス決済を登録して利用すると、
 利用金額の25%(最大5000ポイント)分のポイントがもらえます。
 本来は3月で終了予定でしたが、
 予定よりも利用者が少ないため、9月まで延長が検討されています
?いつかはつくるマイナンバーカードなら、
 キャンペーン期間中に作成するほうがオトクです。

<3月>
●教育資金の一括贈与の特例&結婚・子育て資金の一括贈与の延長
 親や祖父母が子どもや孫に教育資金や結婚・子育て資金として
 まとまったお金を贈与する際に、
 一定金額までなら税金がかからない特例です。
 2年間の延長見直し案があります。
?利用の際は、信託銀行等を通すことが必要です。
 この制度の利用が必要なのか、それとも通常の贈与がベストなのか
 しっかりと検討してから選択しましょう。

<3月>
●住宅取得等資金の贈与の特例
 今年の4月1日から年末までの間に、親などから住宅資金をもらった場合、
 省エネ住宅なら1200万円、一般住宅なら700万円を超えると
 贈与税を納める必要があるのですが、
 省エネ住宅は1500万円、一般住宅は1000万円になる予定です。
?本当は下がる予定だった贈与の上限が、下がらず延長となりました。
 マイホーム計画がある方は、
 親御さんなどとの話し合いも大事にしましょう。

<12月>
●セルフメディケーションの延長
 市販薬が年間で12,000円を超えると
 セルフメディケーション税制として、医療費控除の申告ができます
 本来は今年の年末に終わる予定でしたが、5年間延長される予定です。
?ドラッグストアなど買った市販薬の領収書が必要です。
 今年はまだ始まったばかり。
 薬の領収書ボックスを作りましょう。

●住宅ローン控除の延長
 消費税の引き上げ対策とされた住宅ローン控除13年間の制度ですが、
 2022年末の入居まで延長されます。
?詳しくは、前号のメルマガ267号をご確認ください。
 みっちり備税理士が解説してくれています。
 https://yarerunda.jp/mailmagazine/2021/news92.html

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■□ FP前野彩のマネーのミニレシピ
□   ~選択肢が増えるもの~
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<1月>
●子どもの看護休暇や親などの介護休暇
 昨年までは、半日単位でしか取れませんでしたが、
 1時間単位でとれるようになります。
?働きかたやご家族状況によって柔軟な対応となりました。
 こうした制度を味方にして、働く機会を持ち続けるようにしませんか?

<3月>
●マイナンバーカードが保険証に
 健康保険証として利用する申し込みをしておくと、
 病院や薬局で保険証として使えるようになります。
?これにより、高額療養費の立て替え払いをしなくても済みます。
 また、将来的には医療費控除の申告もスムーズになる予定です。
 マイナポイントと合わせて活用したいですね。

今年は大きな変化はないからこそ、
落ち着いて自分の将来と向き合うことができる年かもしれません。


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■□ セミナーのお知らせ□■
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