こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの前野彩です。
さて、毎月第２・第４火曜日にお届けしておりますこの「マネーレシピ」。
第２火曜日は、税理士＆FPの備順子から、
第４火曜日は、FPの前野彩からお送りいたします。
皆さんは、クレジットカードやショップなどの
ポイントを貯めていらっしゃいますか？
10年前、20年前のポイントというと、
ポイントカードが主流で、
一定金額以上の買い物をしたら、タンプカードスタンプを押してもらい、
それがいっぱいになったら特典がもらえる、というものでした。
でも、今の時代は違います。
買い物をしてクレジットカードで支払ったポイントで投資ができるし、
投資信託をクレジットカードで支払ってもポイントが貯まる時代です。
コツコツ投資信託の積立をするのなら、
クレジットカードでポイントが貯まる金融機関やクレジットカードを選ぶと
オトク度がさらに高まります。
口座引き落としからの、途中変更もできますから、
チェックしてみてくださいね。
┏━━━┓ 1.積立投資でポイントを貯める！
メニュー┗┓ 2.貯めたポイントも運用＆投資ができる！
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■□ FP前野彩のマネーのミニレシピ
□ ～積立投資でポイントを貯める！～
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最近、クレジットカードで投資信託を積み立てる人が増えています。
毎月５万円を積み立てると、１年間で60万円の投資です。
これが銀行引き落としだと特典はありませんが、
１％のポイントが付くクレジットカードなら、
6000円分のポイントがもらえます。
資産運用をしながら、さらにポイントがもらえるなんて、
嬉しい仕組みですね。
ただし、どこのクレジットカードと
証券会社でも良いわけではありません。
証券会社の提携カードが決まっています。
代表的なクレジットカードで
投資信託の積立ができるところをご紹介いたしますから、
窓口となる証券会社を決めるときの参考にしてくださいね。
●エポスカード
＜提携証券会社＞
・tsumiki証券
・エポスポイントは年間積立額の0.1％～最大0.9％。
・ゴールドカードやプラチナカードの人は、 ボーナスポイントの対象にもなる
＜取り扱い投資信託の数＞
・５本
●楽天カード
＜提携証券会社＞
・楽天証券
・楽天ポイントは毎月積立額の1％。
＜取り扱い投資信託の数＞
・約2600本
●三井住友カード
＜提携証券会社＞
・SBI証券
・Vポイントは毎月積立額の0.5％～最大3％（キャンペーン）
＜取り扱い投資信託の数＞
・約2500本
●セゾンカード／UCカード
＜提携証券会社＞
・セゾンポケット（スマートプラス）
・永久不滅ポイントは、積立６回の累計金額に対して、
積立額5000円で1ポイント
＜取り扱い投資信託の数＞
・2本
こんなふうに、取り扱いの証券会社とクレジットカードは決まっていますが、
クレジットカードでの投資の上限も、
法律で決まっています。
クレジットカードを使った投資は、
１カ月５万円が上限。
この５万円の範囲なら、
利益が非課税となるつみたてＮＩＳＡの積立金額も、
課税される特定口座の積立金額も含まれます。
なお、請求額は、実際に消費として使った金額に上乗せして、
投資金額が加算されます。
そのため、「投資しながらポイントが付く」と頭ではわかっていても、
クレジットカードの利用額を見て、
「えっ！？ こんなに使ったの？ 何？」と、
引き落としの請求額に驚いた方も少なくありません。
数回続けばなれるとはいえ、
クレジットカードの支出が増えますから、
心づもりはしておきましょう。
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■□ FP前野彩のマネーのミニレシピ
□ ～貯めたポイントも運用＆投資ができる！～
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クレジットカードで投資金額を払ってポイントを貯めることもできれば、
今までに貯めたクレジットカードのポイントで
投資信託を買ったり、株式を買ったりすることもできます。
でも、各ポイント会社によって「運用」と「投資」の２つがあって
その違いがわかりにくいんです......。
簡単にいうと、「運用」は投資の疑似体験をする方法で、
引き出すときもポイントとになるから、ポイントのまま使います。
それに対して「投資」は
ポイントを現金と同じように使って投資信託を買うから、
現金で引き出すことができます。
いわば、ポイント「投資」はポイントを現金にする錬金術（！？）ですね。
＜ポイント運用：ポイントで引き出す＞
●楽天ポイント運用
・アクティブとバランスの２つのコースを選んで疑似運用
●ｄポイント運用
・投資信託のテーマを10の中から選んで疑似運用
●エポスポイント運用
・４つの投資信託から選んで疑似運用
＜ポイント投資の例：現金で引き出せる＞
●楽天ポイント投資
・株式、投資信託が購入できる
・楽天市場での買い物のポイントがプラス１倍
●Ｔポイント投資
・株式や投資信託、ＦＸや仮想通貨も購入できる
●エポスポイント運用
・５つの投資信託から選んで運用
ポイント投資もポイント運用も、
多くは１００ポイントからできるので、手軽さが魅力です。
余ったポイントがある方や、
期限切れになりそうなポイントがある方は、
ポイント投資やポイント運用をやってみると面白いでしょう。
ただし、ポイント「運用」はあくまでもポイントを使ったゲームです。
ポイントで資産形成をすることは難しいので、
お金を増やしたい！ と思った時は、
利益に税金がかからない「つみたてNISA」などの制度を使って、
ホンモノの投資信託をコツコツ積立してくださいね。
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■□ セミナーのお知らせ□■
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Waku♪Waku♪お金力アップセミナー第151回
気になる「iDeCo」と「つみたてNISA」の基本のキ
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１０月４日は投資の日。
iDeCoもつみたてNISAも、
聞いたことはあるし、オトクなんだろうなぁということは
感じている人も多いはず。
セミナーでは、それぞれの制度の特徴と始め方をお伝えします。
■日時■2021年10月41日（水）19：00～20：00
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リアル＆オンラインの同時開催です。
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メルマガ過去号back number
Vol.2812021年8月31日発行
