こんにちは。
備順子税理士事務所の備です。
さて、毎月第２・第４火曜日にお届けしておりますこの「マネーレシピ」。
第２火曜日は、税理士＆FPの備順子から、
第４火曜日は、FPの前野彩からお送りいたします。
皆さんの１カ月のスマホ料金はいくらですか？
先週18日に、私（前野）は読売テレビ「す・またん」に出演して、
通信費の見直しについてお伝えしてまいりました。
Facebookでは「出演します♪」とお知らせしましたが、
ご覧になれなかった方もいらっしゃると思うので、
今回は、通信費についてお伝えしますね。
┏━━━┓ 1.大手新プランの前に現状把握を
メニュー┗┓ 2.サブブランド？ それとも、格安SIM？
┗┓ 3.セミナー告知
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■□ FP前野彩のマネーのミニレシピ
□ ～大手新プランの前に現状把握を～
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「携帯代を見直したい！」と思ったときに、一番大事なことは、
自分の現状を知ること。
特に、「1カ月に実際に使っている通信料（GB）を知ることです。
通信会社のアプリなどで請求書やその内訳を確認すると、
１GBや７GBなど、実際に使った通信料がわかります。
直近の実際の使用量を見て目安を立てましょう。
ドコモ、au、ソフトバンクの大手３社の加入状況をみると、
2GBまでのプランの割合は17％、20GB以上の人は約43％です（総務省）。
でも、実際に使っている通信料は、
２GBまでが50％であり、
実際に20GB以上使っている人は、たった11％しかいないのです。
「よくわからないけれど、多いほうが使った時に安心かな？」と思って
大容量にしているけれど、
実際は２GB、５GBしか使っていない...‥・というご相談者はたくさんいらっしゃいます。
もしかして、皆さんもその中にはいっていませんか？
特に、今春は大手３社がahamo、povo、LINEMOと新プランを出してきて、
さらにはRakutenMobileの参入もあり、
携帯料金市場が大きく変わってきました。
そのきっかけとなった上記４社の特徴は、いずれも
「20ＧＢ」の大容量であること。
ahamoは、１回５分以内の通話は無料で2,970円。
原則、オンライン専用で契約しますが、
サポートが欲しい場合は、1回あたり3,300円で対応してもらえます。
povoとLINEMOは、2,728円とahamoより安いのですが、
１回５分以内の通話無料は別料金なので、
550円で付けると3,278円となり、ahamoよりも308円高くなります。
どちらも、オンライン専用で契約します。
RakutenMobileは20GBで2,178円なら上記3社より安く、
電話はかけ放題で一見安く見えますが、
専用のアプリを使わないと無料になりません。
そのため、かかってきた電話に折り返す場合は、
履歴に出た電話番号をコピーして、楽天電話の専用アプリに張り付けて発信するか、
かかってきた人の名前を登録してある電話帳から見つけて発信する、
という手間がかかります。
「大容量が欲しい！ でも、安くしたい！ それなら手間がかかる」
というのが実態ですから、
大手３社が高いのは、それなりのサポートがあるからなんですね。
そこで、
「大手３社は高い！ でも、新プランの20GBも通信料はいらない！
とはいえ、格安SIMは不安......」という人には
ＵＱやワイモバイルなどのサブブランドはいかがでしょうか。
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■□ FP前野彩のマネーのミニレシピ
□ ～サブブランド？ それとも、格安SIM？?～
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ＵＱがau、ワイモバイルがソフトバンクのサブブランドです。
この２社は、いずれも店舗があるから、
手続きやサポートを受けることができつつ、
通信プランは、大手３社より安くなっています。
大手3社は高い、でも、格安SIMが不安という方は、
サブブランドに移行することから始めてみましょう。
そして、「手続きは1回頑張ったら済むことだから、
とにかく安くしたい！」という人に向いているのが
格安SIMです。
代表的な格安SIM会社だけでも20以上ありますが、
格安SIMの特徴は、大手３社の回線を借りていること。
そのため、通勤時間帯やお昼、夜など、
たくさんの人が使う時間帯には、ネットへの接続に時間がかかることがあります。
とはいえ、圧倒的な強みはやはり料金。
たとえば、RakutenMobile なら１GB以下なら無料、
BIGLOBEモバイルなら３GB645円、
NUROモバイルなら３GB792円です。
接続のスピードが不安......という方は、
ネット検索で「格安ＳＩＭ」と入力して、「速度」や「スピード」などすると
それぞれの状況が参照できますよ。
最後に注意点です。
３社いずれの場合も、キャリアメールは使えなくなります。
キャリアメールとは、@docomo.ne.jp、@softb
アドレスのメールです。
「キャリアメールをどうしても使いたい」という人は
現在の通信会社を継続するしかありません。
通信費を下げるには、必要な通信料の設定になっているかを確認しましょう。
「キャリアメールが使えなくなってもいい」という人は、
まずは無料で使えるフリーメールのアドレスを作りましょう。
GmailやYahooメール、hotmailなどです。
このメールアドレスができれば、
よく連絡する人に「これからは、このアドレスに連絡してね」と送りましょう。
また、金融機関やショッピングサイトなど、
キャリアメールを登録しているところの情報を変更しておきましょう。
最近は、自宅や職場にwifiがあるところも多く、
駅やカフェなどもフリーwifiがあります。
実際の使用量を確認したうえで、
自分にあった通信プランを見つけましょう！
１カ月に5,000円下がったら、1年で6万円、10年で60万円。
もしも、家族4人分見直せたら、1年で24万円、10年で240万円浮くんです。
未来の楽しみ、安心のために、頑張りましょう！
ちなみに...よく聞かれる「前野さんはどこですか？」という質問。
わたしは、現在OCNモバイルで2423円です。
３GBと容量は少ないのですが、節約モードで使うことができるのが特徴です。
ただし、通常モードで使っても、通信速度が遅く感じるので、
ここを割り切れるか、どうかだと思います。
ということで、通信速度が高いという同じ３GBでかけ放題付きの
日本通信「合理的かけほ」も2728円を現在検討中です。
（でも、ここにすると、節約モードがなくなってしまう...）
わたしは、お客様にお電話することが多いので、
上記プランを使っていますが、
人によって適切なプランは違います。
まずは、現状の使い方から確認してみてくださいね。
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■□ セミナーのお知らせ□■
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