こんにちは。
FPオフィス willの前野彩＆備順子税理士事務所の備です。
さて、毎月第２・第４火曜日にお届けしておりますこの「マネーレシピ」。
第２火曜日は、税理士＆FPの備順子から、
第４火曜日は、FPの前野彩からお送りいたします。
1日遅れのサンタ、ならぬ、メルマガとなってしまいましたが、
いよいよ今年もあと1週間。
子どもさんは冬休みに入ってきますが、
オトナは今週末から9連休となる人も多いのではないでしょうか。
連休が続くと
「せっかくだから、まぁいいか」と思ったり
「あ～、またお金を使っちゃった...」となりがちですから、
楽しくお金を使うためにも
「年末年始でこれぐらいはお金を使うんじゃないか」という予算を考えて
その予算を現金で引き出し、現金で使うようにしてみてください。
すると、手元の現金が減ることで、目に見えて予算管理がしやすいですし、
使った金額が多くても、少なくても、来年の目安になりますよ。
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メニュー┗┓ １.来年度から変わる就学支援金（後半）
┏ ┓ ２．セミナー告知
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■□ FP前野彩のマネーのミニレシピ
□ ～ 来年度から変わる就学支援金（後半） ～
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来年4月からいわゆる「高校無償化」制度が変わります。
先月のメルマガで詳しくお伝えしましたが、
変更となるのは、下記の2点。
１． 就学支援金判定基準
２． 私立高校の就学支援金の収入基準と金額
就学支援金の判定基準が、現在は「住民税の所得割」ですが、
2020年4月からは「住民税の課税所得」に変更になります。
ということで、前回の続きです。
私立高校の就学支援金の収入基準と金額は、
正確な金額は、まだ発表されていません。
目安としては、
夫婦の世帯年収目安約590万円未満の場合に受けることができ、
一律、私立高校の平均授業料を勘案した水準ということで
約40万円ちかい金額になるようです。
現状では、私立高校の支援金は、
年収によって3段階に分かれていたのが、
今後は、一律無償化（年収目安で約590万円未満）となります。
さて、そこでカギとなるのが、住民税の課税所得です。
「住民税の課税所得」とは、
住民税の10％税率をかけるモトとなる数字。
6月にお手元に受け取る住民税の決定通知書に
「課税標準」の箇所をご覧ください。
今後は、この金額によって判定されるわけですが、
この課税所得を下げる方法はいくつかあります。
・16歳以上の扶養扶養家族を増やす
→でも・・・・・都合よく増やすのはムリ
・生命保険や地震保険に加入する
→でも・・・・・保険料控除を使って税金が安くなっても、
不要な保険料を払って支出が増えることは本末転倒
・医療費控除を増やす
→必要な治療や適切な医療費控除の申告は必要ですが、
そもそも、健康が一番の財産
と言えるため、制度はあれど
控除のために何かをすることが適切とは言えません。
そこで、まだ使い切れていない人のために提案したいのが、
「老後資金の準備をしながら節税ができる」のが次の方法です。
●iDeCo（個人型確定拠出年金）
●マッチング拠出（企業型確定拠出年金で会社の規約に定めがある場合）
●小規模企業共済（個人事業主や小規模企業の役員など）
●国民年金基金（自営業者などの国民年金第一号被保険者）
●付加給付（自営業者などの国民年金第一号被保険者）
就学支援金が受けられるかどうか、
課税所得のボーダーライン上にいらっしゃる場合は、
誰もが迎える老後の準備をしながら、
課税所得を下げ、
住民税（所得税も）を下げ、
就学支援金が受けられるかもしれません。
今後、正式に決まりましたら、
来春からの動きとして、改めてお知らせしますが、
まだ老後準備に取り掛かれていない方は
「老後資金と教育資金を上手に作る方法」として、
iDeCoや勤務先のマッチング拠出を活用することを
年末年始に検討してみてくださいね。
「2020年こそ、お金のことをちゃんとしよう！」と思われましたら、
こちらにお問合せくださいね。
https://www.fp-will.jp/
もちろん、2020年も前野と備税理士が
あなたを全面バックアップします。
ということで、2019年もマネーのミニレシピをご愛読くださり
ありがとうございました。
2020年、令和2年、子年が
みなさんにとって充実の年になりますように。
良いお年をお迎えくださいませ。
備順子・前野彩拝
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■□ セミナーのお知らせ□■
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メルマガ過去号back number
Vol.2452019年12月24日発行
