格安携帯乗り換え記<後編>&来年からの夫婦の手取り額は?

メルマガ過去号back number

HOME >  メルマガ過去号 >  格安携帯乗り換え記<後編>&来年からの夫婦の手取り額は?

メルマガ過去号back number

Vol.1842017年4月25日発行

格安携帯乗り換え記<後編>&来年からの夫婦の手取り額は?

┏━━━┓  1.効果大!格安携帯乗り換え記<後編>
┃メニュー┗┓2.来年からの夫婦の手取り、試算しました!
┃     ┗┓3.セミナーのお知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

..........................................................................................
■□  FP前野彩のマネーのミニレシピ
□    ~効果大!格安携帯乗り換え記<後編>~  
..........................................................................................


さて、前号では、わたしがauからUQに乗り換えるまでについてお伝えしました。
(前号をご覧になっていない方は、
セミナー案内の下に、再掲しておきますので、ご覧ください)

現在のわたしのUQ契約プランは、
当初1年間は、1,780円の料金で
・データ容量は2年間6GB
・無料通話は2年間最大月120分まで無料 です。

実は、UQのサイトを確認しても、そんなプランはありません。

近いプランで「月額1980円」のプランSがありますが、
その内容は、
・データ容量は2年間最大2GB
・無料通話は2年間最大月60分まで無料 と、
前野のMプランと異なります。

Mプランで安くなった理由は、ひと手間かけたからなのです。

1.UQで無料スマホ(KC01)を0円で購入する
2.上記の携帯買うことで手に入れたSIMを、
 自分のi‐phone6プラスに変更する電話連絡をUQにする
3.2日ほどで宅配にて新しいSIMが届く
4.新しいSIMをi‐phone6プラス入れる
5.これで、プランMのまま、料金はプランSよりも安い料金で使える

これで終わりです。
ちょっとひと手間かかりますが、
それだけで、毎月1200円、2年間で28,800円安くなるのです。
大きな効果だと思いませんか?

その代償...というほとではないですが、
新しいSIMが届くまでのネックといえば、その間が2台持ちになることでしょう。

着信は、一時的に購入した無料スマホにあるので、新しい機種で対応して、
自分が書ける場合は、i‐phoneで電話番号を検索して、
新しい機種からかけていました。

そして、メール受信やサイト検索のときは、
新機種より、慣れたi‐phoneのほうが使いやすいので、
無料Wifiを使ったり、
wifiがないところでは、新電話のテザリング機能を使って、
i‐phoneを使ってネットを利用していました。

とはいえ、2台持ちの期間も2~3日と短かったため、
スムーズに格安携帯に乗り換えることができたというのが感想です。

迷っている方は、一度ショップに行ってみることをおススメします。

そのためには、格安携帯乗り換えの注意点も知っていてほしいところです。
次回は、番外編として、乗り換えの注意点をお伝えしますね。


....................................................................................
■□  税理士FP備順子のマネーのミニレシピ
□    ~来年からの夫婦の手取り、試算しました!~
..........................................................................................

「来年から、パート主婦が働きやすくなる」と、
新聞やテレビで取り上げられています。

これは、配偶者控除・配偶者特別控除の拡大で、
減税となるご夫婦が増えるためです。
なお、ここでは、家計を支える会社員の夫(年収1120万円以下)と、
パート勤めの妻を想定しています。
(逆のご夫婦は「主夫」と読み替えてください)

配偶者控除とは妻の年収が103万円以下のとき、
夫の所得から38万円を差し引くことで、
その結果、夫の税金を少なくする制度です。

現在は妻の年収103万円を超えれば超えるほど、
夫の所得から差し引く金額が徐々に減り、
それにつれて、夫の税金は徐々に増えます。
そこで、38万円の配偶者控除を丸ごと使いたい妻は、
年収を103万円に抑えています。

来年からこの配偶者に関する制度が見直されます。
来年からは妻が年収150万円まで働いても、
38万円丸ごと夫から差し引けます。
(厳密にいえば103万円超の部分は配偶者特別控除といいます)

ということで、
夫の年収500万円・妻の年収150万円・中学生以下の子がいるご家庭で、
今年と来年以後でどれぐらい手取り額が変わるか試算しました。

今年のご夫婦の手取り(収入-税金-社会保険料)は、
2人合わせて約511.4万円。
ところが来年以後の夫婦の手取りは約518.0万円。

ご夫婦の給与収入が変わらないにもかかわらず、
約6.6万円増額します。
(住民税の減額は平成31年度分からですが先取りして計算しています)
このケースのご夫婦は、夫の税率そのものも10%から5%に軽減したため、
減税効果は、結構大きいですね。

なお、妻の年収が150万円を超えますと、
約201万円までの間であれば、
妻の年収が増えるにつれ、
夫の所得から差し引く金額が徐々に減るという配偶者特別控除の適用を受けられます。
(36万円から1万円)

次回は、税金だけではなく社会保険の影響を含めて、
手取り面から考えた効率のよい働き方を検証しましょう。

ご質問・ご相談がありましたら
お気軽にお問い合わせください

  • 06-6480-8585
  • お問合せフォーム

pagetop