格安携帯乗り換え記<番外編>&相続手続きが簡単に

メルマガ過去号back number

HOME >  メルマガ過去号 >  格安携帯乗り換え記<番外編>&相続手続きが簡単に

メルマガ過去号back number

Vol.1852017年5月 9日発行

格安携帯乗り換え記<番外編>&相続手続きが簡単に

┏━━━┓  1.格安携帯乗り換え記<番外編>
┃メニュー┗┓2.相続手続きが簡単に?
┃     ┗┓3.セミナーのお知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

..........................................................................................
■□  FP前野彩のマネーのミニレシピ
□    ~格安携帯乗り換え記<番外編>~  
..........................................................................................

前野の乗り換え体験記では、主に値段的なメリットをお伝えしましたので、
番外編では注意点やアドバイスをお伝えします。


1.今までのキャリアメールアドレスが使えなくなる
これは携帯会社を変更した場合の共通事項ですが、
docomo.ne.jpや、ezweb.ne.jp、softbank.co.jpなどの
携帯会社独自のメールアドレスを使うことができなくなります。
電話帳登録者に一斉にお知らせするサービスが
格安携帯ではないため、キャリアメールをよく使っている方にとっては
この点が不便かもしれません。

2.通話が多いと不利かも?
格安携帯では通話料の上限があることが多いので、
通話料が多い人は、格安携帯1台に絞らないほうが良い可能性があります。
(楽天モバイルは無制限)
通話が多い人は、格安携帯はネットなどのデータ専用にして、
通話は大手の携帯電話会社の話し放題プランやガラケーなどの2台持ち、
という方法もありです。
普段の行動範囲の中で、wifiが充実していて、
なおかつ通話相手も同様の環境にある場合は、
LINEやfacebookの電話機能を使うと、無料で通話できるメリットがあります。
通話が多い人は、普段の通話時間と1回あたりの通話時間の長さを考えて、
携帯電話会社や通話プランを決めましょう。

3.実質ゼロ円携帯を勧められら、要注意!
「実質ゼロ円」の中には、
すぐに解約しても機種代がかからない「本当にゼロ円」のものもあれば、
契約期間中は割引があるから「実質0円」で使えるけれど、
途中解約したら、残りの機種代金を一括清算する必要がある、
「実質ゼロ円もどき」の機種があります。
場合によっては、早期可能性もあるので、必ず確認しましょう。
(ちなみに、前野が最初に勧められたiPhone5sは「実質ゼロ円もどき」でした)

4.データ移行時はバックアップを
携帯電話の機種を大手キャリアから格安携帯に変更した場合、
電話帳などのデータを、
クラウドサービスや、変換アプリを使って移行する必要があります。
機種や使っているサービスによって異なるので、
詳しくは変更手続き前に店舗で確認すると良いでしょう。
(前野は、電話会社は変更しましたが、iPhoneの機種はそのままなので、
この苦労はありませんでした。
そのため、ここは店員情報ですが、
UQでは、2ヵ月間は遠隔操作してくれるサービスが無料とのことなので、
機種変更時に徹底して使うこともアリでしょう。)

5.店舗が少ない
「画面を見ながら教えてほしい」あるいは、
「落として壊れた!」といったときに、
店舗数が少ないので、不便さがあるでしょう。
故障等については、郵送対応が主になる格安携帯もあります。


以上6つが、大手キャリアから格安携帯に乗り換えた前野が感じた注意点です。

もしかしたら、がっくりきた方がいらっしゃるかもしれませんが、
格安携帯も登場当時に比べると、サービスも機能もアップしています。
まずは、話を聞いてみることから始めてみてはいかがでしょうか?

その際の、前野のおススメは、
ヨドバシカメラやビックカメラなどの家電量販店です。

大手の家電量販店ならたくさんのショップが入っていますから、
もしもUQが合わなければ、楽天は? Mineo(ミネオ)は? LINEモバイルは? など、
横を向けば、振り返れば、たくさんの携帯ショップが並んでいます。
(前野の周りも、楽天モバイル、LINEモバイル、freetelなど、さまざまです)

一度話を聞いてみて、
乗り換えメリットがあれば、経済的なメリットが手に入ります。

一度話を聞いてみて、
格安携帯が合わないことがわかれば、
それ以降、もんもんとするストレスから解消されます。

案ずるよりも産むがやすし!です。
気になる方は、まず第一歩を踏み出してみてくださいね。

....................................................................................
■□  税理士FP備順子のマネーのミニレシピ
□    ~ 相続手続が簡単に?~
..........................................................................................
平成29年5月29日から,全国の法務局で,
「法定相続情報証明制度」が始まります。 

(1)法定相続情報証明制度とは
現在,相続した不動産や株式などの名義変更や預貯金の払出しなどを行う時は、
亡くなった方が生まれてから亡くなるまでの戸除籍謄本等の束を、
それぞれの窓口ごとに出す必要があります。

新たな制度では、法務局に、
イ)自分で収集した亡くなった方に関する戸除籍謄本等の束と、
ロ)自分で作成した相続関係の一覧図を、
提出しますと、登記官が確認してその一覧図に「認証文を付した写し」を交付してくれます。
(手数料は無料)

その後の相続手続は,法務局が交付するその
「認証文付き法定相続情報一覧図の写し」を利用すれば,
戸除籍謄本等の束をそれぞれの窓口ごとに何度も出す必要がなくなるというものです。

(2)本当に簡単になったでしょうか?
もちろん、各窓口での相続手続きが楽になったと言えば確かにそうですし、
手数料無料(しかも、何枚でも!)というのはとても魅力的です。

ただし、そこに至るまでの一番やっかいな作業は今まで通り自分でやる必要があります。
つまり、今まで通り、亡くなった方が生まれてから亡くなるまでの戸籍謄本は、
自分で集めなければなりませんし、
相続関係の一覧図を作成するのも、自分でしなければなりません。
・・・この一覧図は手書きでもOKだそうですが、
判読できるように書かなければならないそうです(笑)・・・

ここまでが一番、手間ひま時間とコストがかかるのであって、
あとはそろった戸籍謄本の束を各窓口に出せばいいだけなのです。

各金融機関等は、手続きが終われば戸籍謄本の原本を返してくれます。
ただ、これまでは、亡くなった方が、たくさんの預貯金や株式等を持っていた場合、
原本が返ってくるのを待ってから、次の金融機関等で手続きをするとなると、
かなり時間がかかります。
時間短縮のため、各窓口用に必要部数の戸籍謄本等を取り寄せると、
結構、手数料がかかります。
時間とお金がもったいなかったというのは事実です。

(3)やっぱり安心が一番
なんといっても、法務局が相続人関係について、
確認してお墨付きを与えてくれるというのはとても安心です。
今までは、戸籍謄本を集めてもほかに相続人がいるのではないかと、
とても不安だったのです。

特に、現在の「横書きコンピューター式」の戸籍謄本ならまだしも、
「縦書き手書き式」の時代の戸籍謄本の文字を読み取れず、
司法書士先生や市役所の職員さんに教えてもらうことはしょっちゅうです。
相続人をまちがえるなんてことは、絶対に許されないことですから、
かなり、この時点で神経を使います。
ここで法務局のお墨付きがあるといのは、かなりツボを押さえた制度です。

(4)そもそも、この制度の目的は・・・
もともとこの制度は、登記されていない土地の持ち主が分からず、
そのまま放置されていることが社会問題となっていることから始まりました。

不動産の所有者が死亡した場合,所有権の移転の登記が必要です。
ところが,相続の登記がされずに何世代もほったらかされてきて、
所有者不明になってしまうケースが少なくありません。

新しい街づくりや道路などの公共事業を進めようにも所有者不明では、
そこでストップしてしまいます。
空き家が隣近所の環境を悪化させたりもしています。
そこで、まずは「相続登記から」となったのです。

最後に、法務省の決め言葉をご紹介しましょう。
~ 自分の権利を大切にするとともに,
次世代の子どもたちのために,
「未来につながる相続登記」をしませんか? ~

ご質問・ご相談がありましたら
お気軽にお問い合わせください

  • 06-6480-8585
  • お問合せフォーム

pagetop