下半期のお金の使いかたを上手になる & 過去最高の路線価発表

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Vol.1902017年7月11日発行

下半期のお金の使いかたを上手になる & 過去最高の路線価発表

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■□  FP前野彩のマネーのミニレシピ
□    ~下半期のお金の使いかたを上手になる  ~
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2017年も折り返し地点になりました。
前半の半年間、気持ちよくお金を使えましたか?

「えっ...」と思って、苦笑いしたくなった人の中に、
備さんがもしかしたらいらっしゃるかもしれないので、
後半に向けて、気持ちよくお金を使えるコツをお伝えします。

その方法は、「お金のスケジュール」をつくるのこと。

仕事の予定やプライベート、家族の予定などは、
手帳やスマホなど、いろんな方法で管理をしていることと思います。

そこに、「お金のスケジュール」も書き込むのです。

たとえば、「8月7日~10日夏休み旅行」という予定を立てるとします。

それを決めたときに「いつなら予約などの下調べができそうか」ということを考えて、
手帳を見ながら計画する日を決めます。

たとえば、「7月16日・17日旅行の予約」と、
スケジュール帳に書き込むわけですね。

そうすることで、「漠然と旅行に行きたい」ということから意識が変わるため、
逆算して具体的にスケジュールを立てることができます。
これによって、実現の可能性が格段に高まるのです。

また、早め早めに動くことで、お金的なメリットも生まれます。

旅行であれば「早割」が活かせます。

たとえば、飛行機会社であれば、75日、55日、45日、28日前という早割がありますし、
旅行会社では、60日、30日、21日前などの早割があります。
新幹線にも、21日、14日前の割引があります。

たった1日の違いで、割引がなくなると、悔しい想いしますから、
計画性の高さでオトクに旅行を楽しんでくださいね。

ただし、早割には注意点も。

安くなっている分、その後の変更ができなかったり、
キャンセルのときには、かなりの割高になってしまったりします。

日程のスケジュールを建てるときは、
お金のスケジュールも一緒に立てて、
そして、もしもの時にもそなえて「キャンセル料がかかる日」も
スケジュール帳に書いておくとよいですね。

くれぐれも「あ~あ、旅行に行ったせいでお金が無くなった」、
というような気持ちになりませんように
楽しく、下半期のお金を使えるように、スケジュール帳を活用してください。

夏の旅行にシルバーウィーク、年末年始。
早めの行動がおススメですよ。


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■□  税理士FP備順子のマネーのミニレシピ
□    ~過去最高の路線価発表されました~
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1平方メートル当たりの土地の評価額「路線価」が今月公表されました。
やはり、「東京オリンピックがやってくる」影響は大きく、
あの銀座5丁目鳩居堂前の路線価は4,032万円にまで上がりました。
ここは、32年連続日本一です。

よくたとえられるのですが、
はがき1枚分が59万7千円!

ここの路線価はバブルの絶頂期を超えて過去最高だそうです。

2位の大阪は、JR大阪駅そばの阪急百貨店前の御堂筋1,176万円です。
関西に住む私は、大阪が3倍以上も東京に突き放されていることが、
とっても悔しいです。

路線価とは全国の主な道路に面した土地の、
今年の1月1日の1平方メートル当たりの評価額です。
この価額は相続税や贈与税を計算するときに使います。

路線価が急上昇だーと言って、
世間一般的にちょっとしたお祭り気分ですが、
次のデータも見逃せません。

ご存知の方も多いと思いますが、
平成27年から相続税が大増税になりました。

相続税の納税をされるご一家の割合は、
平成27年は全国の平均で8%でした。
平成26年は4.4%でしたから大幅に増加しました。

ここで、東京都23区のデータを見てみますと、
千代田区の納税ご一家の割合は約37%!!!
100件のうち37件のご一家で、相続税の納税ですから、
この地域は相続税が日常の話なのでしょうね。

次が、渋谷区31%、
港区31%
目黒区29%、
世田谷区27%、
文京区、杉並区、中央区・・・とトップクラスの地域が続きます。

東京の路線価が急上昇したことで、
この地域でしかもご高齢の方やそのご家族の、
お気持ちは、いかばかりのことでしょう。

先日、勉強会で「最強の相続税対策」を教えてもらいました。
それは、
「元気で長生き」

そりゃそーですね。

死なないのなら相続税は全く怖くありません。

相続税の負担でご家族を悲しませないためにも、
ほんと、元気で長生きです。

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